令和2年 3月1日 介護職へのハラスメントの実態 その1
今回の記事は、ヤフ-のこの職種の記事では、職員の個別訪問先で、介護保険の対象に
なっている老人たちが、まずは、介護職員の世話を大人しく受け止めているのが普通と
思っていましたが、セクハラ、暴言、暴力など人間性を逸脱したまさに「犬畜生のまるで
動物的本能丸出しの実態に触れた記事に呆れ驚きました。
介護利用者からのこれらのハラスメントは長く公に語られることが少ない「隠された問題」
だった。隠されてきたのは、一つには「いったところで「解決できない」「ハラスメント
にあったというのは恥ずかしい」「ハラスメントを流せてこそプロ」なしどの思いか゛
介護職に根強くあったからだ。加えて介護業界としても、このような難しい問題を抱えて
いることを公にしたくないという意識があった。ただでさえ求人難のこの業界に対して
さらにネガティブなイメージを持たれたくはない。介護関係者からはそんな声も聞いた。
しかし、今回、こうして公けにしたことで国を動かすことができた。
社会全体としてハラスメント被害を見過ごしてはいけないという見識が成熟してきたと
言えるかも知れない。
調査した日本介護クラフトユニオン( NCCU)は介護職のハラスメント被害の存在は以前から
承知していたが、その実態については十分把握していなかったという。
そこで2018年4~5月、約7万8000人の組合員に対し、定期している刊行している機関紙に
同封する形で調査用紙を送付。実態把握に取り組んだ。回答総数2411、NCCU組合員には
訪問介護ホ-ムヘルパーが多く、回答も半数が訪問介護サービス従業員だ。
NCCU政策部門長の村上久美子さんは組合から「(被害を受けている介護職の人数)はこんな
ものではない」と言われたという。「第三者からみると明らかにハラスメントだと言える
行為についても、受け流してしまう介護職が多いのです」と村上さんは言う。
これはハラスメントでないと自分の意識から除外してしまうのだ。
調査の結果をみると「がまんするのが当然」「その程度の「ことは受け流すべき」という
介護職のイメージに縛られ「うまくあしらえねばいけない」「ハラスメントを受けるのも
業務のうち」と考えてしまう介護職の姿が浮かび上がる。
「ハラスメントをうまく受け流す力量が足りない」と捉えるム-ドが介護の職場にある。
このム-ドは「受け流せない」介護職を追い込む恐れがある。
◎介護職員にとっては、訪問先からは、身勝手な苦情電話が経営者側に入るし、帰れば
事実を知らない経営者から叱責をくらい、まさにダブルパンチを喰らって
職員を一層過酷な状態に追い詰めていくケ-スが多いのではないかとのではないか私は
感じ、一度知り合いのNPO筋の職員に確かめてみたくなりました。
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