12月28日 東京都のある52歳の女性会社員からの朝日新聞への投書

  12月28~29 日 東京都のある52歳の女性会社員からの朝日新聞への投書

        「高齢者や障害者へ心を配ろう」

  私はタクシードライバー歴26年になります。先日、介護タクシーに乗務し、車いすの

  お客様の介助でデパートへいった時のこと。店内の通路が狭く、車いすがあると横を

  人が通れませんでした。そんな時、買い物客の視線が冷たいのです。邪魔者を見るような

  表情。にらみつける人もいます。エレベーターに乗ろうとすると、後から来た人が小走り

  で乗ってしまい、車椅子のスぺ-スがなくなってしまうこともあります。

    一般のタクシーを利用する高齢者や障害者のお客さんからも「駅のエレベーターは

  会社員風の人たちが急いて乗りこんでしまい、なかなか乗れない」「邪魔と突きとば

  されることもある」などと聞きます。悲しい気持ちになります。

     誰でも自分が経験したこと以外はわかりません。でも知ってもらいたいです。

   年をとっても身体が自由に動かなくても、おいしい物を食べに行きたい。

   お買い物に行きたい。高齢者や障害者を優しい気持ちで見守って欲しい。

   困っている人には声をかけて欲しい。

       ▲ 私の感想 

   この方の言われる通り、私は日本は障害者差別撤廃条約に批准しながら、この件に

   ついては、後進国と私は感じざるを得ません。とは言え私自身、29歳頃ある知人が

   春日井のコロニーに勤務していると聞いてから、その人がお世話する自閉症の

   子供さんらの実態、彼らの成長過程に関わる描画も見せて頂き、彼らがはじめ直線的な

   ただ書きなぐったようなものから曲線の丸みを帯びた絵を描くの中に成長の跡を知る

   ことなど聞いて感銘を受けました。これを機会に私の障害者への見方がかわるとそれを

   契機当時中学教師のわたしの偏差値教育の中の底辺生徒に対する見方も変わりました。

   教師が上から目線だけで指導するのみでなく、生徒(障害者も含めて)からも学ぶことを

   教えられました。

       本格的には教師を辞めて産業カウンセラー、コ-チング等の資格をとり、それらを活か

  して  NPOなどで実践してからです。その他視野を広げるのに「日進市自立支援協議会」

  にも委員に加えていただいて3回ほど質問しましたが、職安スタッフに「なぜ多くの

  障害者は折角就職しても、1年以内に離職する人が多いのは何故か」に対してわかりません

  とのこと。空いた口がふさがりません。でも微力ながらも障害者支援はいろんな活動を

  通して尽力するつもりです。

   一昨年私の家の近くの郵便局で用をすませて出たとき、ある初対面の青年に出会った

   瞬間、「頑張ってるね」と声をかけました。

   それに対して彼は、「私、障害者です」と言いました。「以心伝心」というのか

   日ごろ障害者の方々との交わりがありますので、初対面でも私を信頼してくれて

   自己開示したと痛感しました。

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