12月12~13日ギャンブル依存症治療に公的保険適用へ
集団治療プログラムなど対象に(読売新聞オンラインが根拠)
厚生労働省は11日カジノや競馬、パチンコといったギャンブルの依存症治療について
来年度から公的医療保険の対象とする方針を固めた。
同日開かれた中央社会保険医療協議会(厚労省の諮問機関)での議事を受け、同省は
依存症患者に対する適切な医療体制の整備が急務と判断し国内では、カジノを
含む総合型リゾート(IR)の開業を可能とするIR実施法が昨年7月に成立し、依存症
対策が課題となっている。
ギャンブル依存症は、精神疾患の一つ。WHOはギャンブルを頻繁に繰り返し、自分の
社会、職業、家族的価値を損なうほどの生活を支配する障害を定義している。
厚労省の調査によると、ギャンブル依存症の治療を受けた患者は年々増加しており、
2017年度の外来患者数は3499人.治療を受けを受けていないていない潜在的患者も多く
いるとみられ、17年の国立病院機構久里医療センター(神奈川)の研究班の調査では、
依存症が疑われる成人は全国で約320万人に上るという推計も出ている。
昨年7月ギャンブル依存症対策基本法が成立したが、現状では、ギャンブル依存に特化
した治療に公的保険が適用されていない。厚労省は患者が数人か10人のグループで
意見交換を行い、ギャンブルにのめりこんだきっかけや対処法などについて考える
「集団治療プログラム」を保険の適用対象として想定している。
(このような方法はそれなりに効果があり、互いに共感したり、自分にない体験も聞けたり
して気づきに刺激される効果か゛期待できますが、フィンランドのオ-プンダイアロ-グと
比較するとさらなる貴重な気づきが出でてくると思います)
オ-プンダイアロ-グの場合、対話集団にまず障害者の家族、本人の友人、親類等の
話し易い人々、医師、臨床心理士等の専門家が集まる集団カウンセリングで
肩書、身分等に関係なく自由に対話する温かい集団の中で患者は、様々な視点から
新たな気づきを与えられ、希望の光がさす中で生きる気力がわいてきます。
集団治療プログラムは日本医療研究開発機構(AMED)の研究班が全国35の医療機関で患者
187人に対して実施したところ、このプログラムを受けた人のほうがギャンブルをやめた
割合が高かったという。(高かったのはどうしてかの説明がないのが気になります)
ただし、この依存症の治療に公的保険の適用には反発が予想されるとのこと。
ですから、治療プログラムを実施て、患者は、どんな心理的反応をしていたか、今後
どのような治療改善をすべきかのしっかりした検討があってこそ、反発に対処できると
私は考えます。11日の同協議会では保険適用に多くの委員が賛成する一方で、「依存症は
自分の努力で回復すべきもの。安易に保険適用することで逆の方向(患者が増えるなど)
に向かうかも知れない」などと慎重な検討を求める声も上がった。
◎かって植木等の「ス-ダラ節」、「分かっちゃいるけど止められない」が流行」しました。
「やめられない」にしっかり寄り添って誰かが親身になって本人のつらい心の琴線
に触れる愛情をもった傾聴が不可欠と思います。私がパチンコに凝っていたころ
本当に対人関係でストレスが溜まっていましたが、私の愚痴を聞いて下さった良き先輩
の存在が大きかったと思っています。
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