12月3日 職場を活性化させるプレイスメ-カ- コ-チA 鈴木義幸先生執筆

   12月3日 職場を活性化させるプレイスメ-カ-  コ-チA 鈴木義幸先生執筆

 

   鈴木先生が有名なカリフォルニアのシリコンバレーに行かれた時のこと。

   最先端のIT企業は組織のパフォマンスを生み出すために何をしているのか、それを自分の

   目で見るのが目的だったとのことです。

   いくつかの企業訪問の中でもっとも鼓舞されたのは、NVIDIAとのこと。この企業は1993

        年に台湾系のアメリカ人のジェンスン・ファンと2人の仲間によって創業された半導体企業。

   自動運転車になくてはならないと言われていたGPU(Graphis Prosessing  Unit)を生み出

   したことで有名で、近年驚異的な成長を遂げていると。

   サンタクララのオフィスに行ってまず筆者が驚いたのは、社屋が「ス-パ-フラット」である 

        こと。何故そのような構造になったのか? 

        1フロア全員が仕事をしている。その人数2500人。窓から見える隣の広大な敷地は新社屋が

   建築中でそこに3000人が1フロアにに入る予定。繋がれば1フロアに5500人。

 

      案内したファシリティ担当のバイスプレジデントに筆者は次のことを聞いたとのこと。

   「何故1フロア何ですか」(素人の私としては、大事な会議の場合、そんな大勢が集まって

   話し合っていたら騒々しくて聞く際の妨げにならないかと問いたくなります。)

       「創業した3人は、たくさんの話しをお互いにする中で新しい製品を生み出しました。

   CEOのジェンソンは"インタラクション"こそがイノベーションを生み出す源になると信じ

   ているんです。」*注 interaction  職場の人々の交流、相互作用、意思の疎通等の

   様々なコミュニケーションのこと。

         〇 MIT(マサチューセッツ工科大学)との共同研究では、同じフロアにいる人が偶発的に 

    お互い出会う確率は96%、この数字はフロアが分かれると5%に落ち、ビルが分かれる

    とほぼゼロとのこと。だから1フロアにこだわった。

   〇 ぱっと通りかかった人とすぐにミ-ティングができるように、すべての従業員の机に

     ホワイトボ-ドを据え付けた。どのようなフロア設計にするとどれだけインタラク

     ションが発生するのか、それをすべて事前に計算し、それから実際の建築に

     移したと。バイスプレジデントは誇らしげにこのように語ったとのことです。

     米国のプラグマティズムの実証的事例です。

     ◎私のこの記事についての印象

     私のような中小企業相手の仕事をする者にとっては何か縁遠いものを感じますが

     鈴木先生の問題提示されているテ−マは、拝読していて発想の斬新さにとても

     興味を抱きました。まさに「パラダイムシフト」の実践です。

     中小企業といえども新しい商品開発のようなベンチャ-的仕事に挑戦する際には、

     今回筆者が述べていますように、従来の自分には経験していない視点、観点に気づ

     いて新しい仕事に邁進できる、そのためのinteraction、つまり職場の人々との交流

     のみならず、異業種の人々との交流も、相互の意思の疎通等の多様なコミュニ

     ケーションの必要性を痛感しました。そしてこのinteractionと隣接する言葉として

     imaginative(発想の豊さ、独創性)も関わってきます。

     私のつたない鈍くさい生け花もその端っこに位置するようにできればと淡い願望が

     あります。関連してすでにNPOで知り合って以来交わりの続いているメンタルに

     ハンディのある青年の最近関心を抱き出した「メディアア−ト」のことも近日中に

     本人から聞きたいと思っています。

 

 

 

 

 

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