6月27~28日 成長期の子供から高齢者に至る人々の責任の意味
私は、過日小学生の双子の女児のお母さんとカウンセリングしました。その時、お母さんは
その子たちに食事のお手伝いをさせたそうですが、言われるとやってくれるそうです。
でも、言わないとやってくれないとのこと。「どうしたら言われなくても進んで
やってくれるでしょうか」と言われました。そのとき私はアドバイスは何もしませんでした。
人は子供も大人も誰かに言われるとやることには余りやる気なりません。しかし、何かの
きっかけで、やりがい、意味を感じると進んでやるようになりす。そのきっかけは
親からの子供への褒め言葉、感謝、一寸したねぎらい等から始まります。
学校の勉強、活動のこと、教師が本人の努力や活動ぶりを評価したことなども、きっかけに
なり得ます。そのようなことが食事の話題なって親子間の対話がはずむと相互の絆が強く
なります。高校生になっても、私が担当した倫社の中の親の仕事の理解も、実際に
アルバイトをして配管工の父の苦労を知ったことの事例を話したことを食事の時に
話したことを作文で書いていた女子もいました。
只親から『お手伝いして」でなく、年齢に応じて家庭、学校、職場等の人との協力、
役割を果たす事での責任の意味をそのつと゛教育していくことが必要と感じます。
集団、組織内に於いて一定の責任を果たせてこそ、その人の存在価値(人格)が認められ
ます。そのことは、たとえ心身のハンディのある人でも、その人の努力に対して
そうされるべきと感じます。そして年をとり仮に認知症になっても、本人の残っている
健常性、長所を引き出して、本人の存在価値を尊重していくことが今後さらに高齢化が
進行していく中でも、「共生社会」のあるべき姿として常に私自身に念頭に入れれて
実践を試みています。
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担当:佐野(さの)
愛知県名古屋市・日進市を中心に活動する佐野カウンセリング社労士オフィスです。
当事務所では、職場や家庭などの人間関係、仕事の重圧などに起因するストレス、悩みに対するメンタルカウンセリング(認知行動療法を含む)を行っています。
また就労、解雇等労務管理上の法的クリア(コンプライアンス)や労働者のメンタルヘルス、労災事故から守る安全衛生対策などの指導、助言も行っています。
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