2018年 1月2日 共生社会を目指した障害者との対話事例

 2018年 1月2日 共生社会を目指した障害者との対話事例

 明けましておめでとう御座います。まずは私の心の琴線に心地よく響いた障害者との

 会話事例を紹介致します。

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         ゆりとアルストルメリアの組合わせです

 

 昨年末日進市折戸町の私の家の近くの郵便局の入り口で、外勤から帰ってきたと思える

 青年に出会ったとき、瞬時に「頑張っているね」と私が声を掛けました。

 このようなタイプの人々とはしばしば仕事上お付き合いがありますので、自然に出た言葉

 です。すると、彼は、即座に「私、障害者なのです」、「私も郵政勤めの障害者の方を

 知っています」。かれが勤務時間中なのでそれ以上は話しませんでした。

 通例ですと、障害者が自ら「私は障害者です」と開示するどころか、隠したがるのが普通です。

 実際に、ADHD(注意欠陥多動性障害)の青年が母親から「障害者手帳をもっていることを

 世間の人々に隠せ」とひどく興奮して私に告げたことを鮮明に覚えています。

 こんなことを言われたら、自己の存在感が否定されて傷つきます。

 しかし、今回の「頑張っているね」は、彼の働き、「彼の存在」をそのまま承認し激励

 していることがストレ-トに伝わった故に自己開示をして頂きました。

 この例は、たまたま私が就労支援をしていて、障害者の方も瞬時に私という人物を

 洞察できたかも知れませんが、逆に私自身もこのようにきっぱりと開示されるとこちらも

 気分がよくてさらに励ましたくなります。

 このような信頼関係の中に障害者の自信が生まれ、仕事への意欲を促し「共生社会」への

 前進に繋がるものと信じます。

 

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