9月9日  やりたいことを実現するために本当に必要な2つのこと

   9月9日  やりたいことを実現するために本当に必要な2つのこと

         稲川由太郎先生執筆 コ-チA より配信メ-ルマガジン

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   かって私がコ−チングのトレ-ニングを受けていた時、目標達成の際よく耳にしたのが

   「DOING」(何をしたいか)と「BEING」 (どうありたいか)でした。

   コ-チからそのような質問をタイミングよくされると心のもやもやした状況から、ふと

   出てくるものがあると、それが実現すると「どんな良いこと」がありますかと

   質問されて次第に気分がアップしてモチベーションが高まって目標へと近づいていく

   体験をしました。しかし、今回私が気づいたことは、稲川先生がご指摘されように

   人は、そんな単純に一直線に目標達成に進むのではなく、その達成前途に色々な障害が

   待ち受けていることをしっかり念頭にいれないと挫折することがあることを想起

   しました。先生の娘さんのダイエットのお話が良い例です。

   ですから、目標に向かって「らせん状の歩みをする」ということと思います。

         時として、後退しながも、また気力を回復して前進するなど紆余曲折の歩みもあり得る

   ということなのです。

   執筆者は、この目標に向かっての歩みについて、「夢や理想を具体的に描くプロセスこそ

   それを実現する近道と信じる人は少なくない」と言います。

   しかし、バレイの発表会を一カ月後に控えた先生の娘さんが「2キロの減量」を断言した

   そうで、本番で着る衣装に合わせて「絶対にやせる」との発言が崩れたのでした。

   宣言して数週間、実際彼女は、食物の節制や運動したりしても、一向に痩せる気配が

   なかったそうでした。こんなに頑張っているのに、何故かと疑問に思ったそうです。

   その理由は、夜お腹がすいて密かに冷蔵庫内の残り物に手を出していたとのこと。

   減量の成否を分けたものは何か、

   私たちは、各々成功したい姿や、達成したい目標があります。

   ビジネス界では、「マネジャ-になりたい」 「新規顧客を開拓したい」

   「売り上げ目標を達成したい」など自分が描く理想の姿は、案外人に言いやすい。

   その一方で、成功や目標の「障害になりそうなことについては、多くの人は目をつぶって

   しまいがちになる」と筆者は指摘します。 なぜなら、わたしたちは、その障害を

   「見たくない」、「気づきたくない」からとのことです。

    実に核心をついた言葉と感じます。  

 

        ▲  外国の例  「やりたいことを実現するために本当に必要なこと」

   筆者によると、心理学者ガブリエル・エッティンゲンは、人のモチベーションについて

   20年以上にわたって追求し、多くの実験や研究のデ-タを明らかにしているとのこと。

   例 減量プログラムに挑戦中の女性の中、その半分は、スリムになって外出する姿など

   成功後のポジティブな姿だけを想像してダイエットに挑戦してもらう。

   一方で、残り半分の人達には、ド-ナツの誘惑と必死で戦う姿など起こり得る障害も

   想像しながら挑戦してもらうという実験だった。

   すると1年後、障害を想像した女性のグル-プが平均して11キロも多く減量に成功

   したとのこと。人は目標達成を夢見るとき、これを阻害する「障害」には、中々考えが

   及ばないもの。でも実は、この障害を意識してこそ目標達成をしやすくなると、

   ガブリエルは、多くの実験結果から結論づけているとのことです。

   ◎ 私がこの記事を通読していて感じたこと

    かって職場のメンタルヘルスで「適度な労働者へのストレスは、それのない、単純作業

    に近い仕事よりも、job rotationで若干の負荷をかけることでモチベーションは

    向上する。(複数の仕事をやらせることで刺激してモチベ-ションを上げる)ことに

    何か共通するものを感じました。

           ダイエットの場合、只食物を減らすだけでなく、ネットで各食物のカロリ-を調べて効率よく

    減量することへのチャレンジが可能です。そこに創意、工夫をする必要性が生じます。

    現場のjob rotationも、別の仕事の対処の仕方の要領を工夫する必要も生じます。 

 

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