5月21日 部活動でうつ病、解雇無効 高校教諭が逆転勝訴/東京高裁
労働情報メ−ルマガジンより
スポ−ツの強豪校として知られる横浜港北 区 の私立男子校「武相高校」で水泳部
顧問を務めていた男性教師(59)がうつ病で休職中に懲戒解雇されたのは不当だとして
同校に地位確認を求めた訴訟の控訴審判決が17日東京高裁であった。
野山裁判長は、「好成績を課していると強く感じ、心理的圧迫があった」と述べ、訴えを
退けた一審判決を取り消し、解雇を無効と判断する逆転勝訴を言い渡した。
判決によると男性教諭は水泳部員が受けた停学処分などをめぐり、副校長から「校長に
進退を任せては」と告げられた後、うつ病を発症。2012年に懲戒解雇された。
野山裁判長は「進退という言葉で退職に追い込まれるリスクを感じ、大きな精神的負担が
あった」と指摘。うつ病症前の平均残業時間が月120時間以上だった他、
「特待生を抱える 運動部の顧問は、好成績を残すことを学校側から課されていると
強く感じていた」と述べ 一審が否定した病気と業務の因果関係を認めた。
受付時間 | 9:00~18:00 |
---|
定休日 | 日祝祭日 |
---|
ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。
担当:佐野(さの)
愛知県名古屋市・日進市を中心に活動する佐野カウンセリング社労士オフィスです。
当事務所では、職場や家庭などの人間関係、仕事の重圧などに起因するストレス、悩みに対するメンタルカウンセリング(認知行動療法を含む)を行っています。
また就労、解雇等労務管理上の法的クリア(コンプライアンス)や労働者のメンタルヘルス、労災事故から守る安全衛生対策などの指導、助言も行っています。
安心して気持ちよく働ける快適な職場環境づくりのサポ-トこそ私の使命です。お気軽にお問い合わせ下さい。
カウンセリングの三つの支柱
社労士としての業務
事務所紹介