4月22日 特別支援学校講師自殺は公務災害 採用2年「過労自殺」/岐阜
労働情報配信メ-ル (時事通信)より
この自殺の原因は、過労と上司の不用意な判断ミスによるパワハラとこの通信記事から
判断されます。(電話で激しく叱責するなら、直接会って状況を確認してから、きちんと
注意するとかすればいいのに、後から自分の勘違いでしたとのことですが、なんか
言い訳とも感じられます。) この男性は、当時24歳。岐阜県立郡上特別支援学校に勤務。
2013年自殺したのは、過重労働や指導役の教諭の叱責が原因として、地方公務員災害補償
基金岐阜県支部は、20日までに公務災害に認定した。遺族の代理人が記者会見して明らかに
した。認定は、3月31日付。
認定請求書によると採用から2年目だった男性は、13年5月21日午後8時頃、校内作業しぶ
実習の内容をめぐって同僚に謝罪するよう指導役教諭から電話で激しく叱責された。
教諭の勘違いによるものだったが、男性は、直後に学校にもどり謝罪した。
その後、橋から飛び降りて自殺した。
同支部は認定通知書で、男性の精神疾患発症を認めた上で「経験のない中、量的にも質的
にも過重な任務を任された」として業務との因果関係を認定。叱責を「発症していた
男性には極めて強い負荷だった」と指摘し、自殺の原因とした。
(安全配慮意識の欠如が管理監督者に著しく欠け、この学校の子供の教育で不可欠な
血の通った愛情がこの男性の指導にも不可欠と痛感します。この悲劇を知った子供たちの
心の痛みのケアをどうしたかも関係者に聴きたいと痛感しました。
会見に同席した男性の母親(54歳)は「学校が仕事を管理し、上司に適切な指導をすれば
不幸は起きなかった。県は責任の所在を示すべきだ」と語った。それに対して県の教育長は
「認定を重く受け止め、適切な職場管理を徹底する」とのこと。
こんな月並みの言葉でお茶を濁すのでなく、どこに問題があり、だれが責任をどのように
とるのか、速やかに対処すべきと感じました。
それにしても犠牲になられた方に対して余りにも非情な扱いしたのは、聞くに耐えれない。
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