12月11日判例命令 ワタミの過労自殺訴訟和解 1億3000万円支払い謝罪/東京地裁
12月11日 判例命令 ワタミの過労自殺訴訟和解
1億3000万円支払い謝罪/東京地裁 (メ−ルマガ 労働情報より)
このワタミの訴訟事件は、H26年3月27日 過労死責任、経営者に問うのブログで
紹介しました。ワタミグル−プの居酒屋で働いていた森美菜さん当時(26歳)を過労
自殺で失った両親が、ワタミや創業者で参議院議員の渡辺美樹氏らに損害賠償を
求めていた訴訟は今月8日、東京地裁で和解が成立し、約1億3000万円を支払う。
原告側の代理人の玉木一成弁護士は「通常の倍額で”懲罰的要素”が考慮された」と指摘。
今回の和解内容が長時間労働の多いサ−ビス業などで労働環境の改善につながるように
期待を寄せた。前回ワタミの訴訟事件の記事を入力していたころは、こんな不祥事を
起こしていては、潰れていくのではと思っていましたか゛、すぐお隣のお宅が何とワタミの
宅配車が介護食らしきものを届けているのを知って驚きました。
そして今回の記事は上記の通りですが、渡辺美樹の色々なことも知って怒りがさらに
こみあげて来ました。就職してまだ日の浅い従業員さんに月に140時間もの残業を
させておきながら、経営者側は黙殺し、あげくの果ては自殺に追い込む。
立派な憲法のもとにしっかりした労働者を保護する法もあるのに、これでは戦前の
日本に逆戻りした実態を暴露した感じがしました。
渡辺美樹とは何者。破廉恥も度を越している。労働者の保護法など無視してやりたい
放題。自分の書いた本を社員に強制し、代金を給与から天引きなんて呆れかえる。
これだけでも訴訟の対象になるのに。労働者を見下しているのも度を越している。
こんな人物でも自民党から公認されて参議院議員に当選。自民党の資質もこれでは
落ちていく。こんなブラック経営者も氷山の一角。
政府も、各党の国会議員の方々も、この森さんのような犠牲者を出さないように
きちんとしたセ−フティネットの保護立法に尽力して欲しいと強く切望します。