2017年 7月3日 あるハロ-ワ-ク職員のとげとげしい一言
2017年 7月3日 あるハロ-ワ-ク職員のとげとげしい一言
最近私が長年親しくしている60歳の男性から以下の話を伺って唖然としました。
本人は大学出の人ですが、事情があって派遣社員として図書館秘書としてかなりの期間
働いていましたが、体力のこと、職場内のことなどで60才で退職し、再度就職職活動を
色々としましたが、臨時のパ−ト程度の仕事しかなく、より条件の良い職場を目指しても
職安の職員の態度が冷ややかで、「私が事業主ならあなたを雇用しない」と言われたそう
です。彼は、真面目な人で仕事はきちんと責任を果たす人ですが、只マニュアルに沿って
する定型的な仕事でなく、創意工夫を活かせる仕事をしたいとの希望がありました。
彼は私の勧めに賛同して再就職にそなえて適性検査に類するものを受け、専門家に相談も
しています。職安の面接時にもその当たりの資料も提示しているはず。
なかなか本人の年齢、再雇用され得る能力と求人を対比すれば、支援する側としても
その達成困難度のハ-ドルの高さは理解できます。でも「私なら雇用しない」というその職員の
品格が問われる言い方です。精神科医でも、職安のスタッフでもクライアントに何らかの
希望の指針を与えるのがプロとしての務めではないでしょうか。
職安の担当者は実績を上げようと焦り、今回のような就職困難者をあっさり切り捨てる
こんなのが日常茶飯事のようで聞いていてとても悲痛な感じがしました。
可能なら私の力の及ぶ範囲内でメンタルフォロ-したいと思いました。