4月20日 精神疾患の母 伝える思い 子供たちへの応援 経験もとに絵本に  

   4月20日 精神疾患の母 伝える思い 子供たちへの応援 経験もとに絵本に

        「君は、大事な子どもなんだよ」

   精神疾患の親がいる子供を描いた絵本が出版された。文を担当した「雨こんこん」さんは、

   40代で、子供がいる。双極性障害(躁うつ病)の当事者として、同じ環境の子供たちへ

   「助けてくれる人がいるんだよ」という応援メッセ-ジを送る。

   こんな自分ではいけないと思っても、病気のため自分を制することのできない母親の

   悲痛な気持ちが滲み出ている体験談です。  

   雨こんこんさんは、8年前に双極性障害と診断された。この病気は気分の高揚する「そう」

   と落ち込む「うつ」を繰り返す。代表的な精神疾患で、患者は数十万人とみられるが

   詳細は分かっていない。 あめこんこんさんの場合、うつ状態の時は、家事ができず

   子供と十分関われないことがあった。そう状態では、大声で子供を叱ってしまうことも。

   「自分の子供を伸びやかにさせられなかった」という悔いがあった。

      過去はやり直せないけれど、未来は、変えられる------。双極 性障害の親がいる

    子供たちへのメッセ-ジとして絵本づくりを思い立ち、主治医も背中を押してくれた。

    絵本の題は「きょうのお母さんは〇、お母さんは×」と、病気の状態に重ね合わせた。

    半年ほどかけて昨年8月にシナリオが完成。イラストゃ一部の文章は友人に頼み、

    具体的な症状の例といった医学的な記述は、医師に監修してもらった。

      主人公の女の子は、ある時、お医者さんに胸のうち  を明かす。「私ずっと悩ん

    でいたの」なんでお母さんはあんなにどなるのかな?どうしてご飯つくってくれないの?

          「お母さんは私のことが嫌いなんだなって思ってたの」

      絵本では、お医者さんの言葉を通して雨こんこんさんが伝えたい思いが語られる。 

    「それは病気のせい」「お母さんは、君のことは大切に思っているんだ。君はだいじな

     子どもなんだよ」 子供の手助けをしてくれるケ-スワ-カ-7学校の先生などの

     応援団も紹介。」「大丈夫、あなたはひとりじゃない!」 と結んでいる。

       子供たちを励ますつもりで初めて絵本づくりに挑んだ雨こんこんさんは、自分

     にもたくさんの応援団がいると気づいた。出版前に絵本を読んでもらった子供や

     その母親たちの励ましの手紙。参考意見をくれた精神科医との交流にも心が

     温まった。自分の病気を伝えていなかった友人に絵本を送ると「ずっと友達で

     いようね」というメ-ルが届いたという。

     「雨こんこん」さんは、「絵本を通して子供のつらさが和らげば。一人で悩まず

      助けてと声を上げ、応援団に繋がって欲しい」と話す。

     ◎上記の「大丈夫あなたは一人じゃない」もうすぐ5月になります。

      学校、職場など新しい環境の中で悩む人々が出そうな時節。

      とても悲痛な、悔しい思いがして未だにしこっている自殺者のことが

      ふと想起されます。色々な苦難のなかにある子供から大人に至るまで、支援する

      人々の連携の大切をこの記事で痛感しました。

      ある高校では、私がそこで在勤中、3年連続して自殺者がでました。

      すでにブログで書きましたように、その一人は、私が倫社を」教えていた時の

      登校拒否ぎみで、作文で対人不信を訴えているのを知って声をかけましたが、

      拒否され、その少し後に他界しました。

        同様に欠席が多いのですが、そのたびに級友からよく声をかけられたせいか

      無事卒業した生徒もいます。

 

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