2月15日 日進市 障害者自立支援協議会への提言

   2月15日 日進市 障害者自立支援協議会への提言

         障害者への合理的配慮を尊重した企画の要望

          日進市では、昨年、この障害者の自立支援と合理的配慮に関する椙山大の先生によって

   障害者の親や障害者を雇用する事業主等を招いた啓発セミナ−が開と催され、それなりの

   成果が得られました。しかし、「障害者の自立支援」といっても、肝心の障害者自身が

   このセミナ−に招かれていなかったことは、問題と痛感していました。自立支援協議会の

   メンバ−の中にも、また、障害者の支援事業に関わる方々の中にも同様のことを感じて

   いたとの声も直接伺いました。 

   日本も2014年に国連で採択された、障害者への差別解消を目指す「障害者権利条約」に

   批准しました。この条約に関しては、合理的配慮を実行する過程でも、「合理的配慮」を

   必要とする本人の意見表明の重要性が述べられています。

   ” nothing about us without us”

   (私たちを抜きに、私たちのことをきめないで)このような意見が出ていたのです。

     では、この「合理的配慮」の語源は、どこから来たのでしょうか?

   国連の障害者差別解消に関してこの言葉が出てきたのではなく、誤訳でこの言葉が

   国内で 普及したみたいですが、reasonable accomodationが

   本来の語源です。accomodationとは、「気持ちよく、くつろげる宿泊施設」

   なのです。 ネットには、「調整」「便宜」の意味と出ています。

   「調整」とは、企業、役所等の目線で指示するのみでなく、少々時間、手間がかかっても

   障害者の反応を見ながら彼らの心に響く方法をとること、

   「便宜」とは「相互に心地よい環境づくり」(居場所として彼らが受け止める)

   以上のように私は思います。ですからnothing about us without

   usの言葉の重要性を理解し合うことが不可欠なのです。

   このように企業等で、指示命令のようなやり方でなく、彼らの心に寄り添って、緊張の

   ストレスから開放されて気持ちがなごむの中でこそ「気づき」を得て、自ら徐々に工夫

   しながら自立へのみちが開かれ、社畜でなく、人格をもった人として労働する喜びの

   可能性も出てくると思います。合理的配慮の究極はここにあると確信します。

     集会を開いて彼らの意見聴取の方法としては、いきなり参加を呼び掛けるのでなく

   彼らの通う就労支援事業所などに第三者が事前にそこの責任者の了解を得て

   彼らのそのようなA型、B型の事業所などに出かけて、日頃の家庭や家庭外の活動先の

   仕事ゃ対人関係の困りごと、悩み等についてのアンケート調査についてその趣旨を

   説明し協力を仰ぐことを今考えています。然る後に回収し、まとめ上げた資料を

   彼らとの話し合いのとき利用するのはどうかと考えています。

   それと共に障害者の中には皆さんの前で自分の見解を述べれる人も協力して頂くと

   会合のモチベーションのUPにもなり得るのではと期待感ももてます。

   さらには二次会も開ければと考えています。

お問合せ・ご相談はこちら

受付時間
9:00~18:00
定休日
日祝祭日

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お電話でのお問合せはこちら

0561-74-1003

担当:佐野(さの)

愛知県名古屋市・日進市を中心に活動する佐野カウンセリング社労士オフィスです。

当事務所では、職場や家庭などの人間関係、仕事の重圧などに起因するストレス、悩みに対するメンタルカウンセリング(認知行動療法を含む)を行っています。

また就労、解雇等労務管理上の法的クリア(コンプライアンス)や労働者のメンタルヘルス、労災事故から守る安全衛生対策などの指導、助言も行っています。

安心して気持ちよく働ける快適な職場環境づくりのサポ-トこそ私の使命です。お気軽にお問い合わせ下さい。

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ

0561-74-1003

<受付時間>
9:00~18:00
※日祝祭日は除く

  • カウンセリングの三つの支柱

  • 社労士としての業務

  • 事務所紹介

佐野カウンセリング社労士オフィス
佐野拓雄社会保険労務士事務所

住所

〒470-0115
愛知県日進市折戸町高松52-568

営業時間

9:00~18:00

定休日

日祝祭日