2017・1・1〜2 前中日落合GMの一言で決した元中日久本投手
2017・1・1〜2 前中日落合GMの一言で決心した元中日久本投手
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

まだ鈍くさいところがあります 中央上部の黒味の赤菊と下段のバラがポイント
私は、中日ファン、 かつての中日スタジアムの時代、年に数回は観戦に出かけました。
そのころ試合前の打撃練習をよく関心をもって見ていました。ですから今回今回中日に復帰した
久本投手のことはすぐ想像できます。そうは言っても打撃投手なのです。この件は、ネット
記事で知りました。昨年までカ−プにいましたが、昨年秋に戦力外通告されました。しかし、
当時の中日落合GMの口かけ「お前だから電話しているんだぞ」の一声である程度
ふんぎりがついたとのこと。
広島カ−プの菊地選手から「球団に残って下さい」と熱心に止められたが、「落合さんの言葉に
響くものがありましたので、ドラゴンズさんでまた選手の力になりたいと思いました」と。
かっての中日の貴重な左腕が、打撃投手として契約したのです。落合さんの「お前だから」の
言葉の重みがズシンと来たと想像します。『俺の投げる球を打てない者は一軍上がれないぞ」
そんな気持ちにシフトして若い戦力の育成を育てる決意をしたと思います。
かって貴重な左腕として活躍したプライドを捨てよく決心したと褒めてあげたい心境に
なりました。落合さんは、谷繁とか、井端などに対しては、冷酷さを感じましたが、
今回の記事で彼の人間味を若干感じました。打撃投手は単純に考えれば投球マシ−ンの
代わりと感じますが、久本は、若手の教育の仕事をすると私は感じます。
愛と情熱をもって次世代を育成するクリエイティブな大切な仕事。
地味だけれど球団にとって彼は貴重な人材。落合さんは、それを見抜いていると思います。
久本が築いてきた財産が生きるのです。下記の詩篇の言葉を実感するときがくると確信します。
きびしい勝負の世界で再出発しようとする久本の記事からふと、前6世紀のイスラエルの民の
バビロンの捕囚から解放された時のことを述べている詩篇を想起しました。
「涙をもって種まく者は喜びの声をもって刈り取る」 今の厳しい日本の企業で働く人々も
久本選手のようにつらいことがあるかと思います。折角慣れてきた仕事からの配転、
退職勧奨など年が明けて試練に直面する方々
その試練を乗り切って良い年にされることを切望いたします。