7月29日判例命令 契約社員に手当不支給は違法 ハマキュウレックスに77万円支払い命じる/大阪高裁
7月29日 判例命令 契約社員に手当不支給は違法 ハマキュウレックスに77万円支払い
命じる/大阪高裁 (時事通信 2016年7月26日)
運送会社で契約社員のトラック運転手として働く男性が、正社員に支払われる手当などとの
差額分計578万円を会社に求めた訴訟の控訴審判決が26日、大阪高裁であった。
池田光宏裁判長は、一審大津地裁彦根支部判決を変更し、一部の手当の不支給は、労働契約に
違反するとして77万円の支払いを命じた。訴えていたのは、運送会社ハマキュウレックス彦根
支店に勤務する池田正彦さん(54)。2008年から6カ月ごとに同社と契約している。
池田裁判長は、正社員と仕事内容に大きな違いはないないとした上で、一審が認めた通勤手当に
加え、無事故手当や給食手当についても「正社員との違いは不合理」と判断。
改正労働契約法が施行された13年4月以降の差額を損害と認めた。
弁護士団によるとね高裁レベルで同様のケ−スについて同法違反が認められたのは初めて。
弁護団は、「相当な程度主張が認められた」と評価した。
◎ 上記のような事例こそ「同一労働、同 一賃金」の法的保護立法をすべきなのだが、親身になって
労働者保護の立法は、現内閣に期待するのは、無理と思います。選挙目当ての有権者の顔色を
伺う「血の通った信念」が感じとれない「アドバル−ン内閣」にうんざりする。真面目に働く
方々の実態をみて人の心の痛みに共感できる政治家でないと、「ゆりかごから墓場まで国民は
見捨てられていく」今後の日本ではなないでょうか。