1月30日 ドン・キホ−テ書類送検
1月30日 ドン・キホ−テ 書類送検
3カ月で415時間 違法残業の疑い (朝日新聞より)
従業員に3カ月に最長約415時間の残業をさせたとして、東京労働局は、28日、
ディスカウント店運営のドン・キホ−テ(東京)と同社の執行役員ら8人を
労働基準法違反の疑いで東京地検に書類送検し、発表した。
発表によると、同社は、都内のドン・キホ−テ町屋店で2014年10〜12月
20代の男性社員一人に労使で定めた残業の限度≪3カ月120時間>を上回る
415時間45分の残業をさせた疑いがある。また町田駅前や荻窪駅前など、
都内の他の4店でも違法な残業をさせた疑いがあるという。
複数の関係者によるとドン・キホ−テでは人手不足で交代要員がいなかったり、
複数店を回る上司の到着を待って部下の帰りが遅れたりしたという。
一定日数分の出退勤の時刻を手書きでまとめて記入した痕跡のあった店もあったという。
親会社のドンキホ−ルディングスは、「処分を厳粛に受け止める」とコメントを出した。
すでに労働時間を管理する部署を置いた他、アルバイトを増やして社員の仕事を
振り分けた。上司とは対面しなくても、連絡がすむようにし、店によっては
営業時間を短縮した。「再発防止の施策をトップダウンで続けたい」
(同社幹部)という。
◎ なお、今週の労働情報ののメ−ルマガジンによると、連合総研の調査ては、
所定外労働を行った3人に一人は、賃金未払い残業があり、20代では男女とも
4割超、賃金不払いの残業時間の平均は、月18・1時間とのことです。