6月8 日 アクセスビリティを高める コ-チA 鈴木義幸先生執筆

    6月8 日 アクセスビリティを高める  コーチA鈴木義幸先生執筆

 

     今回の課題のアクセスビリティ(初対面の人に近づきやすい印象を与える)のこと

     では、コ-チングを本格的にSCCで学んでいた時のことを思い出しました。

     初対面では、まずは、第一印象で、相手との信頼関係のづくりの土台づくりが

     決まるとのこと。当時鈴木先生のお話の例のように、相互に良い関係が築けない

     相手がいて、うまくいかなくて、不快になったことを思い出しました。

     そういえば 、その人もそう思っていたと想像しますが、「表情が硬い人」でした。

     最近では、慣れてきたせいか、自分ではメンタル障害者の初対面の人でも、表情が

     柔らかいと言って下さる人もいて硬さがほぐれてきたのは幸いですが、時として

     この人にどんな言い方でよいのか戸惑うこともあります。 

     特別改まって恰好をつけなくても、自然体でいくことで接する人々に好感をもって頂く

     ことしかないと感じます。

     鈴木先生は、急成長を遂げる日本のグロ-バル人事専門の担当者とグロ-バル

     人材開発について勉強会をされたとのこと。この参加3会社は、グロ-バル展開を

     急加速しており、若手をいち早くグロ-バル人材に育て上げるという共通のテ-マを

     もっています。 この勉強会の前日、あるコンサルティングファ-ムの社長さんと

     先生が会う機会があり、勉強会のヒントになる視点を得られないかと質問をぶっつけ

     てみたとのことです。

     「どういう人がグロ-バルで活躍できると思いますか」  社長は、すぐに一言。

     「明るい人ですね」  相手は泣く子も黙るファ-ムの社長。

     ストラジック(戦略的)に「〇〇ができること」とか「プライマリ-には〇〇」といった

     難解なカタカナ用語などが出てくるのかと思いきや、シンプルにただ一言

     「明るさ」と。

     この社長さんのファ-ムでは20才のトレニ-を海外の現地企業に派遣するなどして

     グロ-バル視点をまなばせるということをするようにするとのこと。

     東南アジアに派遣したトレニ-の様子を見に行った時のことを話してくれたそうです。

     トレニ-の女性は、現地企業のマネジメントチ-ムからの評判がとてもよく、

     まさに人気者という言葉にふさわしい人。いつもニコニコ笑っていて、下手な

     英語でどん々周りに自分から話しかけにいく。その姿を目あたりにし、海外で

     生き残るには「明るさこそが大事だ」と社長は確信するに至ったそうです。

     先月、鈴木先生は世界経済フォ-ラム主催の「東アジアダボス会議」に出席する

     ため、ジャカルタに行かれました。

     700人の出席者の中、日本から70人が参加。その中の多くの参加者が

     日本人同士で固まる中、異彩を放ったのが、あるベンチャー企業の女性社長

     だったとのこと。彼女は、とにかく、いつでも笑っていたそうで。

     はち切れそうな笑顔をずっと携えている。だからなのか、色々な国の人が

     次々と彼女に話かけてくるわけ。 日中姿をみないなと思っていたら、夕食時に

     「たま々声をかけられた人ともり上がってしまって、一日中商談していました。

     いい仕事もになりそう」と。

    逆のケ-スとして大手監督法人の理事長に次のような話を伺ったそうです。

     提携している海外の会社事務所に若手を送る制度があっても、

    、最近送り先から「もう送らないでくれ、現地の企業との関係が悪く

     なるから」と言われて困っていると。

     グロ-バル人材の要諦(物事の肝心な要)  「 明るいとか暗いとしか」だけで

     語っていいのか分からないけれど「一つ言えるのは、明るいと周りからの

     "アクセシビリティが間違いなく高くなるということです。要は周りが近づき

     やすくなる。」 だから色んな情報が入るし、周囲との関係も圧倒的に早く

     構築される。逆に暗ければ誰も近寄って来ない。

         人は基本的に他人に対して防衛を働かせているわけで、国が違う同士で

     あればなおさらです。-----

         最近日本人の海外駐在員の方をコ-チする機会が増えているとのことです。

     コ-チする際には、その駐在員について周囲の人達がどのような思いをもって

     いるかのフィ−ドバックをとるとのことです。

     そのフィ-ドバックの中で特に多いコメントが以下に示したとおりです。

      ● 何を考えているのかわからない。

      ● 話を聞いてくれない。

      ● 上からものをいう。

 

           ▲  これに関しての鈴木先生のコメント

       現地のロ-カル社員からすると日本人は自分から余り話しせず、表情も

       硬いことが多い。(そのため)得体の知れない不安を覚える存在だと

       いうことでしょうか?

       海外で起きていることの多くは、ロ-カル社員との関係が出来ていない

       中に日本でのやり方をそのまま伝えることを執心し、ガバナンスを効かせ

       てしまう。或は下手に話を聞いてしまったら炎上してしまうではないかと

       不安に思い、一方的にきつく言ってしまう。そんな悪循環に陥っている

       のではないでしょうか。

       ◎ 上記のベンチャー企業の女性社長の対人関係の上手さと対照的に

          「アクセスビリティ」の達成課題が分かり易く例示されていて 

          現地の社員と接している人々に参考になる記事です。

 

 

 

お問合せ・ご相談はこちら

受付時間
9:00~18:00
定休日
日祝祭日

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お電話でのお問合せはこちら

0561-74-1003

担当:佐野(さの)

愛知県名古屋市・日進市を中心に活動する佐野カウンセリング社労士オフィスです。

当事務所では、職場や家庭などの人間関係、仕事の重圧などに起因するストレス、悩みに対するメンタルカウンセリング(認知行動療法を含む)を行っています。

また就労、解雇等労務管理上の法的クリア(コンプライアンス)や労働者のメンタルヘルス、労災事故から守る安全衛生対策などの指導、助言も行っています。

安心して気持ちよく働ける快適な職場環境づくりのサポ-トこそ私の使命です。お気軽にお問い合わせ下さい。

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ

0561-74-1003

<受付時間>
9:00~18:00
※日祝祭日は除く

  • カウンセリングの三つの支柱

  • 社労士としての業務

  • 事務所紹介

佐野カウンセリング社労士オフィス
佐野拓雄社会保険労務士事務所

住所

〒470-0115
愛知県日進市折戸町高松52-568

営業時間

9:00~18:00

定休日

日祝祭日